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原画展、幸せ空間でした

2015年03月30日 雑記
春です。私の一番好きな季節がやってまいりました。

さて、昨日までファンサイトの大黒屋さま、cafe青猫さま、私の3人のトリプルコラボとして本仁戻モノクロ原画展を開催してました。
お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。原画を見ていただけて、こんなに幸せなことはありません。
お花をくださった方、差し入れをくださった方、本当にありがとうございます。

残念ながら今回は見送った皆様、このような機会がまた作れるよう、cafe青猫さま・大黒屋さまと話し合っていきたいと思っています。何かご希望がありましたらツイッターやメールにて私たちにお知らせいただけますと幸いです。

4月はコミックBeにエンエン10回目が掲載されます。今回は38ページあるよ!!
読み応え十分です!
また改めて発売日などお知らせしますね。

以下は展示会の感想です。
心に浮かんだままを取り留めもなくつづったので、すごい悪文になってます。が、推敲しないでアップしようと思います。お暇な方、興味がある方だけお読みくださいませ。
 
 
昨日は最終日だったので、私もアシさんたちを連れて夜にちょっと覗きに行きました。
開催中、cafe青猫の熊ちゃん店長さんがお越し下った方々の呟きをリツイートしてくださっていたんですが、それがもうなんかすごく幸福感に溢れた呟きばかりで、一体ここで何が起こっているの?!とずっと不思議だったんです。
なにかこのcafe青猫さん自体がスゲェ空間になっているみたいで、もちろんそこに私の原画があることも一役買っているのでしょうが、それ以上にナンかがあるると思わせるような、ま…ストレートに言えばナンかいい感じに酔っぱらったような(笑)そんなツイートを多々目にしたわけです。

行って判りました。
そこは本仁ファンにとって天国といえる場所でした。
多分私の作品を好きな方は、あそこみたいな空気感は大好物に違いありません。
秘密基地のような心地よい狭さの空間。
しかし淀んでいない空気。
今にも恭二郎くんが入ってきそうなレトロな内装。
で、こういっちゃ何なんですが、そこにまぁ私のモノクロ原画が本当によく似合って、とっても綺麗に見えるんですね。
カラーじゃなくて本当に良かったです。
モノクロだから出てくる美しさです。
これがまたいい感じに額装してあって、普段ウチの仕事場の床に散乱しているときと全く別モノみたいに、原稿の良さが引き出されているんですね…。大黒屋様がわざわざこの日のために手作りして下さった額装です。
これらがもう本当にいい感じにあいまって、最高の空間を作り出しているんですね。
実は色々な所に大黒屋様の家内制手工業が光っているんですよね…。
例えば青猫プレートにはチーズケーキの上にブルーのパンツの旗がたなびいているんですが、これはひとつひとつ大黒屋さまの手作りです。
すいているときは大黒屋様が原画の説明もしてくださるそうで、いたれりつくせりの神空間です。

いっぽう熊ちゃん店長さん、この方がまた天才なんですよ。
あのキャラカクテルは絶対に味合わなくてはいけないものです。
画像が大黒屋様のファンサイトにありますので、それを見ていただければ色やグラスの選び方がキャラにぴったり合っているのはお判りいただけると思うのですが、実は味わって初めて、このカクテルがどれぐらい表情豊かなものかを知ることができるんです。
もうアレですよ、形ばかり名ばかりのキャラカクテルじゃありません。
これは芸術です。お酒通な方も唸らせる本格的なカクテルで、その上もう本当に唸ってしまうほど悔しいくらいにキャラが『味と香り』で表現されているんです。
脳天にイカヅチが落ちました。本格的なカクテルとはこういうものかと、生まれて初めて知りました。
例えば恭二郎カクテルは、グラスを近づけるといい香りがふーっとするんです。ライチの香りとのことです。
「ああ、恭二郎に近づくと、こういう風にふーっといい香りがするんだろうな…」みたいな。
で飲むと、口当たりが良くて爽やかさがありつつ、なんかスゲーオシャレさんな味がするんです、気取ってやがるんです。めっちゃオシャレなんだけど、嫌味がなくて上品なんですよ…。華やかなんだけど、締まっているんですよ。
そういうのが、口に入れた瞬間、次々に立ち上ってくるんです。
で、「あーーーっ、なるほどーーーーっ」ってなるんです。
硝子蝙蝠もやばいです。
熊ちゃん店長さんがグラスの上で「魔法です」って握った手を一振りすると、その数秒後にどこからともなくレモンの香りがブワーーっと広がるんです。まるで予告状を貰ったあとに、硝子蝙蝠が現れたみたい!
で「えっえっ」となりつついただくと、重いんですよコイツ(笑)。キッとしたレモン香りの中、何かダンディな大人の味が広がるんです。引きずり込まれるような感じ。
私、ウグイスもいただいたんですが、話に夢中できちんと味わえなかったことが残念で仕方ありません。
またcafe青猫さまに行って、今度はじっくり堪能しようと思っています。
実は熊ちゃん店長さんは本格的にカクテルを勉強なされた方なのです。
一切妥協せず、手間がかかりテクニックのいるカクテルを今回作ってくださいました。
このカクテルを作るのには手間がかかりすぎるので、本来は沢山のお客様にいっぺんに提供するようなものじゃないそうです。今回は本当に大変だったと仰っていました。
因みにウチのアシさんが昔バーテンをやっていたのですが、帰りの車の中で「アレは本当にヤバイです、すごいテクです。その上キャラによってお酒の度数を変えたりしていて、それがまたピッタリはまっているんで、何というかクソーって感じ」てすごく(なぜか)悔しそうに言っていました(笑)。

でも何よりもここを幸福感で満たしているのは、今までどこでもできなかった「本仁作品語り」ができたからかもしれません。
ほら、本仁ファンってあんまり近くにいないから、ふだんは語りあうことができないでしょ?(笑)
お一人でいらっしゃった方も、ここで隣に座った方と幸せそうにお話をしてらっしゃいました。
そういうことが自然とできてしまえる空気がココにはありました。
ここは、「そういうもの」が好きな方しか来ていないんです。
最初から趣味が合う方しかここにはいないんです。だから初めて会っても、趣味の話で盛り上がれるんです。
私のマンガだけでなく、他の好きなものも重なる方が多かったと思います。

私が行った時、数名のお客様がいらしていて、みんなで大きな机を囲んで少しお話を伺することができました。
(あの場にいて私にお付き合いくださった皆さま、幸せな時間を本当にありがとうございました)
一緒にいた元アシさんが感慨深そうに言っていたんですが、「みなさんお話ししながら、同じところで大きくうなづいてらっしゃいましたよ。本仁ファンはみんな同じことを考えているんですよ」

ご来場下さった皆様からのメッセージカードを全部拝読しました。
こちらは大黒屋様の説明によりますと「私たちが一切見られないよう、書いたらすぐにこの保管箱に入れていだだきました」とのことで、メッセージを書いてくださったあなた様と私だけが世界で唯一ここに書いてあることを知っているという、超貴重ツールとなっております。
私がこれを読みながらどのくらい幸福感に包まれていたか、上手くお伝えできないのが残念です。
本当に嬉しかったです。
私がスッゲーーーーー苦労して魂を削りながら神経質に引いて行ったあのペン入れから、私の叫びをくみ取っていただけたようで本当に嬉しいんです。
漫画は印刷が基本ですから、どうしても原画からやや劣化してしまいます。
そうすると「込めた魂」は半分以下にみえてしまいますので(だからこそ原画の時点でできるだけ魂を込めておくんですが)、いつかこの原画を、生の迫力を、読者の方に見ていただきたいとずっと思っていました。
今回、その夢が叶いました。
そして私だけが「原画の方がいい」と思っているのではなく(私の勘違いや思い込みなのではなく)、実際読者のみなさまにもそれが伝わるのだということが判って、本当に嬉しいです。

このような場を作ってくださった大黒屋さまとcafe青猫さま、ほんとうにありがとうございました。
そして今回お忙しい中、あるいは遠いところから、そしてわざわざお時間を割いて足を運んでくださった皆様、言葉では言い尽くせないほど感謝しております。

こんな幸せを味わえて、私は何て恵まれた作家なんでしょう。
今回、10年以上私を好いてくださっている方が、もう本当に沢山いらっしゃっることも知りました。
そしてみなさん本当に何度も私の作品を読み返してくださっていることを知りました。とても幸せです。

これからも、何年先に読んでも新しい発見ができるような作品を作っていこうと思いました。
何度でも読み返してください。
私の作品はそれに耐えられます。
それが私の自慢です。

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