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高速エンジェル・エンジン蜜蜂編、再開します。

2013年03月06日 雑誌掲載・新刊予定
3月13日発売の『comic Be』vol.13(ふゅーじょんぷろだくと)から、隔月掲載予定で『高速エンジェル・エンジン 蜜蜂編』再開します。
今回は番外編じゃありません。以前出ていたコミックス3巻の続きになります。

いろいろ中途半端な私ですが、こと『エンエン』に限っては、連載が止まっていたのは私のせいではありません。掲載雑誌がイってしまったためです。

もうお判りですね?
今度こそ最後まで描けるように、どうかどうか応援よろしくお願いいたします。
あなたの応援で私が活気づき、エンエンが更に面白くなるというオマケつき!

まず手始めに、まだコレを持ってない方はぜひ入手して下さい。
『高速エンジェル・エンジンBGH』 http://www.amazon.co.jp/dp/4893937774
BGHとは番外編の略。大きめサイズのA5判でくどい本仁絵をさらにくどく! 見ごたえあるよ!

エンエンBGHカバー帯つき

もうお持ちの方は、お友達を一人か二人タラしこんでいただけると幸いです。
今日は宣伝だけでなく、かなりどうでもいいことをちょっと書きましたので、ヒマを持て余している方は続きを開いてテケトーにお読みください。
 
 
昔、コミックス『怪物王子』を読んだ友人から「いやー上手いねー」という感想をもらい、凹んだことがあります。
友人は「褒めてんじゃん」と言って不思議がりました。いやまぁそれは判るし、嬉しくもあるんですが、私は「上手い」より「面白かった!」と言って欲しかったのでした。

ところで先月、仕事終わりにアシさんたちと映画『バットマン』シリーズの話になりました。
私たちは『ライジング』をまだ観ていないので、『ビギンズ』と『ダークナイト』の話だったんですが、私は個人的な好き嫌いで言うと、『ダークナイト』より『ビギンズ』の方が好きです。
で、私よりずっと若いアシさんAタンは、『ダークナイト』の方がお好みです。
となるとチーフアシのフルリン君はどうかなー、というわけで。
因みに彼は『ダークナイト』を観る前に、私とAタンからそれぞれ「どっちの作品の方が好きか」と「その理由は何故か」を聞いていました。

世間の評判を覗いてみても、やっぱり『ダークナイト』の方が好きな人が多いような気がします。
それはやっぱりジョーカーの一言に尽きると思います。
もうそれはホントよく判る。あのヒース・レジャーの演技は凄すぎる。
Aタンが『ダークナイト』を取る理由もやはりそこで、ジョーカーというキャラクターの魅力、ヒース・レジャーの演技の吸引力、そこから生まれる作品の凄みと面白味に惹きつけられたようです。

対して私が『ビキンズ』を取る理由は、バランスと総合力でした。
派手さや吸引力で言ったら『ダークナイト』には劣る。しかし、アメコミのヒーロー物という要素、バットマン的な哲学と信条、ちょっとしたコメディシーンと遊び心、シリアスシーン、アクションシーン…といった、必要だけど沢山すぎて全部入れるのが大変な要素が非常にバランスよく盛り込まれていて、これぞバットマン映画、という感じ。
そこいくと『ダークナイト』はマジ素晴らしいが、あれはジョーカーの映画、或いはヒース・レジャーの映画であって、バットマン映画としてはある意味失敗なんではないか…と。(でも私、ダークナイトも好きですよ!)

で、フルリン君です。
「いや、ジョーカー凄かった。ダークナイト面白かった」
「ほう!」
「でも観てみて、本仁さんの言ってる意味も判った」
「ほほう…」
「どっちも面白かったけど、どっちか選べと言われたら…、俺は『ビギンズ』かなぁ…」
「え、なんでですか?」
「うーん…『ダークナイト』は本当に良かったけど、アレは『飛び道具』だからなぁ…」

飛び道具とは、ジョーカーを指すようです。
フルリン君が言ったことを私なりに解釈して説明すると、「『タークナイト』の魅力はキャラクター(俳優)の強烈な個性から生まれたもの。ジョーカーというアクの強いキャラクターと、ヒース・レジャーという才能が合わさって出来た魅力で、それは再現性の高い代物ではない。つまり一回しか使えない必殺技、その人しか使えない飛び道具みたいなもの。
必殺技や飛び道具はやっぱり凄いし衝撃的だし、素晴らしいと思うけど、「飛び道具を使ってるんだし、当然だよな」という気持ちもある。
対して『ビギンズ』はある意味、誰もが用いる要素でできている。王道というか。飛び道具なしの真っ向勝負、正面切っての王道路線で、あの域まで到達させた。その手腕を評価したい」

で、フルリン君は最後に付け足したのでした。
フ「でも20代までの自分だったら、『ダークナイト』を選んだと思う」
本「あ…それわかる…、私もそうかも…」
A「え、そうなんですか?」
本「やっぱとんがった飛び道具って魅力的だもんね…」
フ「だね。そういうのに憧れたし」
A「そうなんですか…?」
本「歳……なのかな……」
フ「歳でしょ」
本「簡単に肯定するなよ……」
フ「若い頃は尖った物とか、衝撃的なものに惹かれたけど、だんだん『上手いもの』を好むようになったかも」
本「あー……」

で、最初の話に戻ります。
「上手い」と言われるより「面白い!」「すげぇ!」と言われたかった私は、必殺技とか飛び道具(私なりの)を褒めてもらいたかっんだと思います。
完成度とか総合力などより、切れ味のいい尖った何かで、心に衝撃とか感動とかを与えられるような作品が理想である、と。
「上手い」という感想は、恐らく「上手いことやったね」的な評価。つまり手段や手法に対する評価であって、心を動かされたこと(衝撃・感動)への評価ではない。
そこが凹んだ原因ですね。

考えてみると、『怪物王子』の中に収録されていた作品は「面白い」「すげぇ」とかいう類の作品ではなく、「上手い」と評されたら大変喜ばしく、私こそ興奮して校庭10周するくらい大はしゃぎすべき類の作品だと思います。
私自身もあの作品群は大好きですし。

今、受け手としては「上手いもの」が大好物な私ですが、ただ作り手としてはやっぱり「上手いもの」より「面白いもの」を目指せよってなワケで。



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